普通のタバコから電子タバコへの移行を考えている方は、吸いごたえがどんなものかと気になりませんか。
タバコを吸った時の喉にガツンと来る感覚が、同じく電子タバコでも味わえるのかが大事ですからね。
ここでは電子タバコ(ベイプ)の吸いごたえについて正直に感じたことを紹介します。私自身もタバコから電子タバコに移行した一人ですから、参考になる意見だと思っています。
【ベイプ歴3年】電子タバコの吸いごたえをぶっちゃけます
電子タバコを吸ったときの吸いごたえは、ハッキリ言ってスカスカで吸いごたえはほとんどありません。
普通のタバコと比べると、喉に来る感覚もほとんどなく、煙(水蒸気)だけが口から出ていくような感じです。
電子タバコの吸いごたえに期待していた方には申し訳ないですが、残念ながら本当に吸いごたえがないんです。
ただ、電子タバコの場合は、普通のタバコとは違って多くの煙(水蒸気)が口から出てきます。
吸いごたえはほとんどないのに、煙だけがモクモクと出る感覚が面白くて、最初は本当にハマってしまうことになります。
私自身もこの煙が多く出る感覚が面白くて、普通のタバコから電子タバコへと移行しました。
電子タバコ(ベイプ)はなぜ吸いごたえがないのか?
電子タバコでは吸いごたえを感じないのはなぜかを考えてみました。
電子タバコはタールやニコチンが0ゼロなので、喉に来る感覚がないため、一切の吸いごたえがないと思っています。
ニコチンは吸いごたえには関係ないですが、タールは葉っぱを燃焼させて燃やしているので、口や喉の奥に当たる感覚があります。
よくよく考えてみると、何かを燃やした煙を吸って体内に入れていたと思うと、身体に毒なのは当たり前で、ちょっと引いてしまいますけどね。
アイコスやグローはどうなの?
アイコスやグローのような加熱式タバコでも、タールが発生させないようになっているので、吸いごたえは電子タバコに近い感覚があります。
ですが、煙がほとんど出ないようになっているので、吸いごたえに満足いかない方も多いのではないでしょうか。
吸いごたえよりも煙の量で満足している
普通のタバコから電子タバコに移行して気付いたことがあります。
それは、タバコの吸いごたえはそこまで重要ではないということです。
吸いごたえよりも口から出る煙の量に満足しているので、吐いた時に煙が多く出ていれば吸った気になり、吸いごたえはほとんど気にしなくなりました。
電子タバコを吸ってみないと分かりませんが、普通のタバコから電子タバコに移行した方の多くは、私と同じ感覚ではないかとも思っています。
使い捨てや爆煙ベイプはおすすめしない
吸いごたえよりも煙の量に満足しているので、電子タバコならなんでも良いというわけではありません。
安価で売られている使い捨ての電子タバコや、爆煙ベイプなどは実際に使ってみましたが、あまりおすすめではありません。
使い捨てのベイプの場合は、安く作られているので煙の量が少なく、全く吸った気にならないという感じでした。
爆煙ベイプの方は煙の量には大変満足できますが、やや高いのとメンテナンスが面倒になり、持ち運びも不便なので、結局使わなくなってしまいました。
ドクターベイプなら、使い捨てと爆煙ベイプのちょうど中間あたりの電子タバコになり、持ち運びも簡単で煙も満足できる吸いごたえを感じられます。
いくつもの電子タバコを使ってみた結果、一番長く使っているので、ドクターベイプのようなポッド式が使いやすくておすすめできます。
ドクターベイプなら吸いごたえはボチボチ良好
今まで使ってきた電子タバコの中で最も使えると思ったのは、ドクターベイプという電子タバコです。
ポケットに入る大きさでメンテナンスも必要なく、煙の量や吸った時の味にも納得できます。
朝から使って1日中吸ったとしても、充電もしっかりと持ってくれるのでかなり優秀な電子タバコと言えます。
価格も本体が5,000円程度で、毎月のポッド代も約3,000円ほどで済んでいるので、経済的とも言えますね。
定期便を申し込むことで、本体へのメーカーの永久保証も受けられるのが大きな魅力で、電子タバコは電池が弱くなっていくので、このサービスは本当に嬉しいです。
電子タバコは、テイストやフレーバーがつけられたリキッドを、バッテリーの電力により加熱し、気化させた蒸気を吸って楽しむ嗜好品のことです。海外では主にVAPE(ベイプ)と呼ばれ、日本でもこの名前でよく呼ばれています。 日本では「電子タバコ」という名前以外にも「次世代タバコ」など、数々の紛らわしい名称で呼ばれることがありますが、本来の定義は上記のようなものです。 VAPEが人気になっている理由を考えると、以下のようなものが挙げられます。
電子タバコ(ベイプ)豊富な製品から選べる
VAPEは、製品のバリエーションがとても豊富です。加熱式タバコは、主に「プルーム・テック」「グロー」、そして「アイコス」の中から選ぶことになりますが、VAPEの場合は多くのメーカーが、さまざまな製品を販売しているので、選択肢がとても豊富なのです。それぞれがこだわりをもって製品を選べることは、電子タバコ(VAPE)を購入する人が増えた理由のひとつだといえるでしょう。
初期費用が安い
電子タバコ(VAPE)は、リーズナブルなお値段の製品が多いので、初めての人がスタートラインに立ちやすいという特徴があります。紙巻きタバコや加熱式タバコと比較してもとても経済的で、吸引回数の点でいうと、同じ金額を費やした場合、3~4倍程度、VAPEのほうが多く吸引することが可能です。すなわち電子タバコは、燃費が非常によいのです。
電子タバコでも加熱式に負けない吸いごたえ
VAPEには、すでにご紹介したように日本で販売されている商品はニコチンやタールは含まれていないので、厳密に言うとタバコではありません。そのため、その吸いごたえや満足度といった点で、電子タバコに疑問を感じている方も少なくないようです。ただ、これはまったくの誤解です。
VAPEは、さまざまなフレーバーが楽しめることはご紹介したとおりですが、実はその中には、紙巻きタバコのような味わいをもつフレーバーや蒸気を楽しめるものもあります。VAPEは、リキッドを使うので、リキッドを混ぜ合わせて新しいフレーバーを作ることも可能です。また、多くの蒸気を発生させるタイプのものもあり、こういったタイプを使えば、喫煙者であっても、その吸いごたえを存分に楽しめます。
安全性が高い電子タバコ
電子タバコ(VAPE)にはニコチンやタールが含まれていません。タバコの葉は使われていないので、一般的に語られるタバコの害については、電子タバコは無関係です。ただ、電子タバコの健康への影響については、すべてが明らかになっているわけではありません。
ちなみに電子タバコを吸引する際にセットするリキッドは、香料や食品添加物、化粧品の原料などからできています。これらはすべて、人体に安全なものです。
アイコスやプルーム・テックなどの加熱式タバコにはニコチンやタールが含まれているため、喫煙者の呼気からはこれらの物質が排出されます。そのため、受動喫煙の危険性がありますが、電子タバコの場合は、たとえ成分が呼気に含まれていたとしても有毒な成分ではないため、受動喫煙のリスクも低いといえるでしょう。
このようなことから、禁煙や減煙を考える人の多くが、選択肢として電子タバコ(VAPE)の利用を考えているようです。日本では、喫煙者の方の肩身は、どんどん狭くなっていく一方ですが、これも喫煙者の電子タバコへの移行を加速させている原因なのかもしれません。
ここまでにご説明してきた内容で、電子タバコ(VAPE)と加熱式の特徴については大まかに把握できたのではないかと思います。これらの違いは、本物のタバコかそうでないかということであり、どちらが優れているというものでは本来ありません。しかし、どんどん値上がりし、喫煙者としてどんどん肩身が狭くなっていく状況を考えると、電子タバコ(VAPE)のメリットや、本物のタバコよりも優れている点を重視して移行を考えることは、十分に理にかなっています。
健康を優先するなら電子タバコ
加熱式は本物のタバコなので、ニコチンへの依存は避けられません。電子タバコ(VAPE)はタバコではないので、本物のタバコと比較すると、健康へのリスクは少ないと考えていいでしょう。すでにご紹介しているとおり、リキッドに使われている成分は、食品にも使われているものであり、加熱式よりも健康への影響は少ないと考えられます。
お金を優先するなら電子タバコ
タバコにかかる税率は年々高くなっているため、タバコは今や、本当に贅沢品の域に入ってきています。電子タバコ(VAPE)と加熱式タバコを、1年間同じペースで吸い続けると、10万円程度の差がついてしまうことは、すでにご紹介したとおりですが、さらに1年、もう1年と吸い続けると、その差は広がる一方です。また、タバコの税率は今後も上がる可能性が高いことを考えると、経済面を優先して乗り換えるという選択肢は十分に考えられると思います。
フレーバーの豊富さを優先するなら電子タバコ
電子タバコ(VAPE)は、加熱式と比較するとフレーバーが豊富です。リキッドをミックスすることも可能なので、楽しみ方に幅があります。加熱式は、各社それぞれ、いくつかのバリエーションをラインアップしていますが、電子タバコのバリエーションとは比較になりません。
爆煙で選ぶなら電子タバコ
電子タバコ(VAPE)は本物のタバコではないため、その吸いごたえが課題だという喫煙者の方は多くいらっしゃいます。本物のタバコではない以上、タバコと同等の吸いごたえを求めることには無理がありますが、水蒸気の迫力という点では電子タバコ(VAPE)のほうが圧倒的に優れています。加熱式タバコが発生させる水蒸気は少量です。これには受動喫煙防止の意味もあります。 しかし、電子タバコ(VAPE)の場合は、タバコの成分が含まれているわけではないので、爆煙を楽しめるモデルも存在します。もちろん、マナーは守って吸いましょう。
禁煙を目指すなら電子タバコ
年々値上がりの続く紙巻きタバコ。健康リスクも考えて禁煙を目指すなら、同じタバコである加熱式タバコに移行するよりも、紙巻きタバコと電子タバコ(VAPE)の両方を吸いながら、徐々に紙巻きタバコの本数を減らしていくといいでしょう。